「お餅」は消化に良いと言われています。もち米をついて細かくして「お餅」にしているのですから当然です。雑煮など「お餅」を入れて煮る調理をすればさらに消化が楽になります。
例外としては、「赤飯」や「ぼた餅」など「もち米」をつかずにそのまま食べる場合は「お餅」と比べて消化が遅くなります。デンプンの質が「もち米」と「うるち米」と違うので一概には言えませんが、概ね普通の「うるち米」と同じ程度の消化になるはずです。
もち米は消化に良いのか?
お餅と一緒に食べると消化が良くなる物とは?
さらに消化の事を考えれば「大根おろし」を一緒に食べると大根に含まれる消化酵素「ジアスターゼ」がもち米のデンプンを糖にするのを助けてくれます。「お餅」を食べ過ぎたかも・・・と思った時はスグに「大根おろし」を食べたら胃もたれせずに済みます。
ちなみに「ジアスターゼ」は熱に弱いので生で食べる必要があります。そのため大根を生で食べる「大根おろし」が最適なのです。
「お餅」は美味しいので、つい食べ過ぎてしまいます。そのため「お餅は消化に悪い」という話が出てくるのだと思います。食べ過ぎには注意しましょう!
「お餅」と「ご飯」とのカロリー比較
もち米の「お餅」とうるち米の「ご飯」とをカロリー比較してみると下記表の様になります。
お餅の方がカロリーが少ないです。
重量 | カロリー | |
お餅 | 100g | 235kcal |
ご飯 | 140g | 235kcal |
次に「お餅1個」と「ご飯お茶碗1膳」とを比べてみると、おおよそ下記表の様になります。
重量 | カロリー | |
お餅1個 | 55g | 129.25kcal |
お餅2個 | 110g | 258.5kcal |
ご飯お茶碗1膳 | 140g | 235kcal |
つまり、普段茶碗1膳ご飯を食べている人なら
切り餅2個くらい食べると普段と大体同じくらいのカロリーとなる訳です。
お餅は太るというイメージがあるのですが、実際の所は食べ過ぎが原因なのです。腹持ちも良いのでお餅ダイエットというのもあるので腹八分目で食べる事をお勧めします。
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